竹富島に到着したこの日は潮も引いている事だし海は明日へのお楽しみにして、集落歩きをしてみました。
私たちの宿があるのは東集落。宿の方に手書きのカワイイ地図を頂いて出発です。
宿から1分くらいのところに『なごみの塔』があるみたい。早速行ってみました。
『なんだよー。これかぁー。小さいなぁ~』っと言ったのは誰ですか?
私です・・・。『ま、一応登ってみる?』っと言ったのも私。
先の発言撤回します!
確かに小さな塔なんだけど、異常に急な階段。
夫に手を引っ張ってもらおうと思ったけれど、片手になるのも怖いくらいの坂なのです。
足の小さい私だからいいものの、大きい方は踏み外さないか心配。
怖さを越えたその先には(この後降りる方がもっと怖かったのだけど)この景色!
集落を一望できました。国立公園として島全体が指定されている竹富島。
赤がわらの屋根が並んでいる風景はまるで絵葉書みたいです。
真夏の八重山はやはり暑い。
この島には商店は無いのだけど、(交番さえもありません)自動販売機だけはちゃんとありました。
ご丁寧に地図にも自動販売機マークが。自動販売機と出合うごとにジュース購入。
集落歩きは汗だくになります。
集落歩きを終え向かったのは西桟橋。
以前お世話になったピアニストに「ここから見る夕日は日本で1番キレイだよ」と教えてもらったので、旅のたのしみの1つでもありました。
来るのが早かったのか桟橋にはまだ私たちだけ。
腰をかけ、ボーっと海を見つめてオシャベリ。だんだんと水位が上がってきて、風の音もなんとなく変わってきた様子。
そんな自然の姿をゆっくり見つめられる良い時間です。
この島から石垣に戻るフェリーは5時台で終わりなので、この夕日が見れるひとは竹富島に滞在する人の特権。
きっと宿泊者全員が集まってくるのだろうと待っていると、18時半ころには大集合になりました。
・・・っと言ってもざっと80人くらい。
この日はちょっと雲が多め。
でも三味線の音を聴きながらみんなで1つのものを見つめ、なぜか不思議な連帯感を感じてしまいました。
帰るころには挨拶で愛嬌を振りまいちゃったり・・・
この桟橋で有名女流作家さんと出会いました。
実はこの方とは共通の知り合いがいたり、一時期はお仕事でも関わりがあったのですが今までご挨拶する機会がありませんでした。
夫に「人違いだろ~。」と言われながらも
『失礼ですが・・・』っと話しかける私。
こんなところでお会いするなんて・・・・オホホ。と世間話on西桟橋をしてきました。
夕日をバックに写真撮影を何故してこなかった?っと友達に言われますが、
さすがに私も先生もノーメーク。そりゃぁ~マズイでしょ。
父には「ア●ネ●チ●ンとは仲直りしましたか?」と聞けたらお前もナカナカだったのに、まだ甘いなぁ。と言われてしまいました。
父上、それは冗談キツ過ぎますから。