今回の旅行では宿探しはそんなに悩むことはありませんでした。
と言うのも『ひっそりとのんびり』できる宿は限られているし、その中で『泊まりたい!』と思える宿はそう多くは無かったので必然的に『絶対ココに』と思えるのがスグに決まりました。
問題は予約が取れるか・・・。
小浜島のパナパナは1発で予約完了しましたが、石垣島と竹富島においては何度電話しても満室。
執念でキャンセル空きにもぐりこみました!!
今日は石垣島で2泊した
案山子の宿を紹介します。
この旅の反省の1つに動き回りすぎてこの宿を堪能し切れなかった事があります。
本当に『ひっそりのんびり』過ごすには最適な宿。1週間くらいのんびーり過ごしたくなります。
HPのイメージよりもずっと大人の宿。HPよりもアレレ・・・の宿は数多くあるけれど、逆はそうないでしょう。嬉しい裏切りです。
宿のテーマも『安らぎと緑と空間をテーマに、大人達の癒しの宿』となっています。
家族で経営なさっているようで、温かいサービスを受けることができました。
サービスというより親戚の家に遊びに来た・・という感じかな。
でも、『大人の癒し』がテーマの宿ですので、適度の距離感を保ってくれています。
「こんにちは~。お世話になります。」と言いながら入り、まず目の前に広がったのはこの景色。
500坪のお庭があります。それもとってもキレイに管理されていて、グリーンに癒されます。
『とんでもない時にいらっしゃって(台風のこと)可哀想だけど、ゆっくりしていってください』とお父さん。
この方が予約の際も丁寧に石垣島のことを教えてくださいました。
お庭にはフルーツも沢山育っていました。お母さんが一生懸命心を込めて育てているのに台風でボロボロにされては可哀想・・・。
先日もパパイヤの木がバッキリ折れたと言っていました。(涙)
このお庭のフルーツなどは「食べごろだったら召し上がれ!」と言ってくださいます。
お部屋は4室で8名だけの宿です。700坪の敷地に8人だけなんて・・・贅沢です。
お部屋はログハウス風で1階がリビングルーム・2階がベットルームになっています。
小さいテレビに小さいソファ。(笑)
この小さいソファで二人で仲良くすごしましょうーって事でしょうか。
ラブラブのカップルには良いかもね。でも、私たちにはちょっとキツかった。
「ちょっとどいてよー。」「足が邪魔だよー。」と喧嘩にも発展しかねない。
ミニキッチンもありました。
ソファーから追い出された人はこのイスに座ってテレビを見ていました。
バスルームも広々。猫足ではないけれど、このバスタブも良いでしょ?
バスソルトを入れてのんびりバスタイムを楽しみました。
とても清潔感があるので長居しても苦になりません。
らせん階段をのぼり2階へ・・・
ちょっと屋根裏風の2階。隠れ家っぽくて私は好きです。
ソファから追い出された後はこのベットに横になりながら本を読んだりもしました。
横になりながらも1階が見えるので「お茶もってきてー」とオーダーも可能。
自分の部屋の前にはハンモック。お庭には手作りブランコがありました。
童心に戻ってやってみると・・・「うぅ気持ち悪い。」
いつからブランコごときで気持ちが悪くなってしまったのでしょう。
宿には動物も沢山います。
夜洗濯スペースに行くと大きな石があって扉が開かない。
こんな扉の前に大きな石を置くなんてありえない!と思って夫を呼ぶと・・・
「これ石じゃなくない?・・・・・カメだよ!陸ガメ!でっかいなぁ~」って。
ノッソリ動いたカメに驚いて叫び声をあげると(大人の癒し宿なのにごめんなさい)お姉さんが『トトロ~。またそっちに行っちゃったの?』と出てきてくれました。
夫が気合を入れてトトロを持ち上げ、(相当重かったらしい)トトロをお姉さんに渡すと
次はカワイイ猫ちゃんも登場。人慣れしれて「触ってくれよ~」とばかりに目の前にお腹を見せてきました。
動物はそれだけだろう・・・と思ったら、なんと!!ブタちゃんまで居ました。
喜んで近寄ると、夫に「まさか美味しそうと思っていないでしょうね・・・」と言われました。まさか・・・ね。